インターネット販売をはじめました ステップ8
「まず、素泊り料金がいるんじゃないかな?」と、若女将。
「素泊り料金はないんだよ。最初から。素泊りにしちゃうと、高すぎる料金になるんだ。」と、若旦那。
「そっか、じゃあ、スタンダード料金を基本にして、別注料理をたしていって、グレードアッププランとか作ろう」
若女将が中に入ると、どんどん進んでいきます。
いい嫁をもらったねと両親に言われましたが、ほんとだなぁと、優柔不断の若旦那は思うのでした。
「写真撮影って、いるよね?ちなみに、この料理の写真、どのくらい前に撮影したの?」
若女将に聞かれて、写真をマジマジと見直したところ、たぶん五年以上前、パンプレットをリューアルした時だと思い出しました。
なんとなく写真が古くさい。
そんな気がします。
「写真、カメラマンに頼む?相当高いよ」と若旦那。
若女将は自分のスマホを取り出しました。
「スマホで充分よ。接写もできるし、パソコンとスマホのフォルダを共有にしておけば、スマホで撮影してパソコンのアプリでトリミングできるよ」
「おー なるほど」
さっそく、若旦那はスタンダードプランの撮影をすることにしました。
料金表に関しては、若女将が作成することになりました。
消費税がちょうど10パーセントアップになるし、この際、総リニューアルしてもよいタイミングです。
スマホで会席コースを上から全部入れて撮影するには限界があるので、
それぞれのお料理のアップをイメージっぽく撮影してみました。
あとからパソコンでその画像を確認してみて、なかなか良い出来でした。
ペットのうさぎをスマホ接写で撮影している技術が、ここで活かされているようです。
あとは管理画面に登録することをルーティン化して、時間を決めてやることにしました。
そんなことをやっている間に、郵便屋さんがやってきて、一休ドットコムの書類を持ってきてくれました。
無事、審査は通ったようです。
一休ドットコムは顧客層が良いとのうわさを聞いており、こっちのお客さんを増やしたいと考えている若旦那でした。
次回へ続く
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