はじめまして。

はじめまして。まずは自己紹介させていただきます。


小さなお宿専門のアイデアプランナー【IdearProject~アイディアプロジェクト~】のNobuです。


【~この仕事の根っこは、感動を持って帰ってもらうことのお手伝い~】



以前、私はシニア団体の旅行のお世話をしていました。

会長さんたちはインターネットがわからないので、会長さんたちの希望を聞き、その希望にあった宿を探して

提案する仕事でした。


はじめてシニア団体を受け入れた宿があり、そこはエレベータではなく階段だったので、

足の悪い方は一階に、元気な方は階段で2階に、という風にわけ、

疲れをふきとばしてもらえるように、宿のスタッフがひょっとこを踊り、お昼ごはんには 皆さんが大好きなお稲荷さんを用意し、〆はボケ封じで有名な神社でお守りをプレゼントした旅でした。


その中に、80代のご婦人がおられ、とてもうれしそうにお稲荷さんを食べていらっしゃいました。

心臓の調子があまりよくなくてね、と言われるように、顔色がとても色白でした。


宿泊した日は、珍しい日食の日だったので、オペラグラスをかりて一緒に空をみあげました。

※たぶん、あんまりしたらいけない行為です 笑


そんな思い出の中、帰りのバスで、そのご婦人が、

「今までの旅の中で、今回が一番楽しい旅でした」とおっしゃいました。


お宿の人と一緒にいろいろ頑張った旅行だったので、本当にうれしかったことを覚えています。


しかしながら一か月後、シニア団体の会長さんから電話があり、そのご婦人が心筋梗塞で亡くなったことを知りました。


会長さん他、会員さんたちが口々に、「楽しい旅行だったわって、娘さんにはなしていたそうだよ」と教えてくれました。


こんな風に、誰かの心に残るような旅を、お宿さんと一緒に作っています。



●I dear project の名前の由来

最初は、【アイデアプロジェクト】でした。

広告代理店で培ったスキル、グラフィックデザイナーとしてのスキル、宿のバックヤードで働いたことのあるスキルなどを活かして、その都度、問題に沿ったアイデアを出していければ、と思いました。


しかしながら、お客さん(ここでいう場合は、お宿のオーナー)と出会い、契約していただき、一緒に仕事をさせていただくうちに、【私を選んでいただいたことに関しての感謝】を、何かで表明したくなりました。


それが、I DEAR~親愛なる~ という言葉です。


インターネットプランナーはたくさんいますが、その中でもどちらかというと、

【インターネット上でのグラフィック&ビジュアル的なイメージ&表現】に特色をもったプランナーです。

誰でもいいから泊まりに来てもらって、売上を上げる、というのは、きついです。


お宿に合う人でないと、宿側、お客様側、どちらとも不快な思いを残してしまうからです。


きれいな写真を掲載すればお客さんはきますが

宿とのギャップが大きいと、口コミ点数が下がります。


逆に、もっと魅力を出していいのに、不安があって、なかなか出すのをためらっていると

お客さんを逃がしてしまいます。


なので、インターネット販売のビジュアルと、実際の宿のギャップを少なくすることを

大切にしています。


ギャップが少ないと、2回目にはインターネットを使わず、直予約で宿泊してくれることが多くなります。

ギャップが少ない=信頼 になります。



●旅も好きだけど、移動自体が好き


旅好きなので、国外問わず、いろんなところへ行き、

その都度、良いところをお宿さんにフィードバックしています。(別名 仕事病 笑)


趣味が旅で、趣味が仕事でもあります。


乗り物が結構好きです。特に、飛行機や、観光列車(笑)


ブログの中で、何かヒントがあれば幸いです。



●経歴のご紹介


高校は美術科を3年。

その後デザイン学校に行き、グラフィックデザインを専攻。

卒業して段ボールのデザインをする会社を受け、二次まで進むが、落ちる。

理由【卒業証書がインテリア専攻卒業になっていた】


ありえな〜いと思いながら、たまたま受かった雑誌社のデザイン部に入社。

編集ノウハウと企画を学び、造園会社に転職。

造園会社で、当時100万ぐらいするMacを会社に導入してもらい、

パースを作成する業務に付く。

その後、雑誌社時代の知り合いから、ちらし作成等を依頼をもらい、

副業としてデザインも始める。

デザインの依頼が多くなり、

会社を退職してフリーデザイナーになる。


広告代理店に勤め始める。

シニア旅行の企画や宿との交渉を学ぶ。

ここで、今の仕事の根っことなる出来事に出会う。


そんなさなか、熊本地震が起こる。

会社は休業中、マンション8階のエレベーターは使用不可の状態で

なんとか、グラノーラとお風呂にためていた水で過ごす。


地震3日後に広告代理店のクライアントであったホテルの社長から

「復興支援の方々の宿泊が多いから、仲居さんの助っ人手伝って 寮の家賃タダ」と誘われる


「家賃タダ」に惹かれ、ホテルがある郊外へ引っ越し。

そのホテルで、仲居の仕事、清掃の仕事、バックヤードの仕事を学ぶ。


市内に帰りたいなあ〜と思っていた頃に、プランナーの仕事が入り、

まるで波に乗るかのように、今の宿泊施設のプランナーの志事に至る。


大切にしていることは

オーナーと一緒に【感動】を作っていくこと。

宿泊してくださったお客様が、「また来るね」と言ってもらえるようなお宿づくりをサポートすることです。


お客様が笑顔で帰っていかれる=オーナーも笑顔で宿業をしている=利益が上がっている


この公式を大切に、プランナーをしています。