「逆転の発想ですね」
本日、インターネットをしたことがないお客様で、インターネット販売を開始する契約を
させて頂きました。
30年宿をされてきて、ホームページと電話受けされてきただけで、
あとは全部紹介という、なんともすごい運営をされてきましたが
ようやく新規のお客さんが減ってきて、時代はもう、ネット販売をしないといけなうようだ、と
気が付かれたようでした。
しかしながら奥様が、なかなかネットでの取り込みが怖いといわれます。
なぜか伺うと「ネットのお客さんは電話のように声で雰囲気が想像できない」とのことでした。
ここで私からお伝えしたことが
「向こうもそう思っているんですよ」でした。
女将さんはびっくりされたようでした。
逆の気持ちで考えるなら、「お金を払うほうが心配」です。
もらうほうは、ただ喜んでいただくようにおもてなしをするだけ。
予約するほうが、よっぽど怖いです。
「インターネットだからなんにもしないんじゃなくて、これが逆で、予約のファックスが流れてきたら、こちらから宿泊前に電話して、アレルギーやお子様の食事など、聞くと、予約されたお客さんが安心されますよ」
と伝えました。
「逆転の発想ですね」と女将さんに言われましたが、
ここで私的に気が付いたことは、見方はいろんな方向であるということでした。
宿の方が、どの方向から見ているのかイメージすることで解決策が見えてくるんだなあと
私にも勉強になった一日でした。
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