自分が本当にしたいことは
本日は電話が多かった。
ついでに女将をやっているスタッフが里帰りをして、
話が弾んだ。
成長している彼女を見ながら、彼女が言う言葉が前とは違うことに気が付いた。
「お客さんが喜んでくれるから」
あー、そうだ。このためにやってきたんだった。
今日の電話は、あるハイクラス宿の社長さんとスタッフさんから交互に電話がかかって、
合算すると2時間ぐらいになるほど、よく電話で話した。
ハードがいいのに、スタッフ間のオペレーションがうまくいかない。
理由として、社長が忙しくてなかなか宿にこれない。
スタッフはいろんな相談をしたい。今後の展望も話したい。
しかしながら社長は、宿の売上がなかなか上がらないので
別の事業でがんばるしかなく、とにかく悪循環。
安売りして、お客が入ったのはいいけど、利益が少し。
銀行への返済があるから、この価格設定にしたのに。
これでは宿をやる理由がないと。
総括すると、料金は想定した料金に近い設定で販売し、
安売りではなく、魅力で売るしかない。
そのためには、
1.すべてのOTAでブランディング先にする。
2.一日最低1件、通常料金でお客様が入る仕組みにする。
上記の提案で、「それができるならありがたい」と社長は言われた。
結構、難問です。
しかしながらこの難問をクリアしたら、社長やスタッフさんは喜んでくれるな、と思った。
自分のためではない。
お客さんが喜んでくれる姿を見たいために、私はこの仕事をしていたんだった。
里帰りした女将が、教えてくれた一日だった。
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